彩香、7バーディーの66 逆転Vに望み「チャンスある」

[ 2015年10月18日 05:30 ]

15番、ティーショットを打つ渡辺

女子ゴルフツアー 富士通レディース第2日

(10月17日 千葉県千葉市 東急セブンハンドレッドクラブ西コース=6635ヤード、パー72)
 2位から出た渡辺彩香(22=ユピテル)が7バーディー、1ボギーの66をマークして通算8アンダーに伸ばした。最終日は首位と4打差の2位から今年4月のヤマハ・レディース以来となるツアー通算3勝目を狙う。テレサ・ルー(28=台湾)が8バーディー、1ボギーの65をマークして首位を守った。

 首位テレサ・ルーに6打差をつけられて迎えた18番。渡辺は残り122ヤードの2打目を9Iで5メートルに乗せてバーディーパットをねじ込んだ。同じホールでライバルはボギーを叩き4打差。逆転優勝に望みをつなぎ「(テレサ・ルーが)凄くいいプレーをしていたので、最終日に届かない位置まで離されたくないという気持ちでプレーした」と安どの息をついた。

 3打差を追いかけたが前半で2つ離された。10番で1つ差を縮めて11番は10メートルを沈めた。17番のボギーで6打差に開いたものの諦めずにバーディー締め。「5打差以内で最終日を迎えたいと初日から思っていた」という条件をクリアした。

 ラウンド後は2メートルを10球連続決めるまで続けるパット練習を3セット。約1時間半も打ち続けた。その最中に樋口久子・日本女子プロゴルフ協会相談役から激励を受けてモチベーションが高まった。

 2年前のこの大会では第2日に2位に浮上し最終日最終組で回るはずだったが、最終ラウンドが雨で中止となった。同じ状況で臨む残り18ホール。「ロングホールが鍵。イーグルが出ればチャンスはある」。ツアー3勝目を貪欲に狙う。

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2015年10月18日のニュース