中大 エース徳永が日本人トップ4位 87年連続90回目!

[ 2015年10月18日 05:30 ]

中大のエース徳永は日本人トップ4位

第92回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会

(10月17日 陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園の20キロ)
 故障明けのエースがしっかりと役割を果たした。3年連続の予選会となった中大は8位で通過を決め、87年連続出場、そして節目となる90回目の箱根切符を勝ち取った。徳永照(4年)は59分17秒をマークし、9月の日本学生対校選手権1万メートルに続いて日本人トップの4位。「無難に走れればと思っていたが、予想外の結果」と胸をなで下ろした。

 9月の合宿で左足裏痛を抱え、その後は右すねにも痛みが出て走り込めなかった。10月の練習再開後も別メニュー調整。この日も前半は痛みが残っていたが快調な走りでチームを引っ張った。中大は今年の箱根で10区の4年生が故障でブレーキとなり8位から19位に転落してシード落ちとなった。浦田春生監督は「本戦はシード校を含めて混戦なので予選8位でも十分に戦える。しっかり勝ち残れるチームに仕上げたい」と古豪復活を誓った。

 ▽箱根駅伝予選会 本戦出場は20校で、前回大会の上位10校がシード校、予選会では上位10校に出場権が与えられる。予選会は一斉スタートの20キロで行われ、各校10~12人が参加して上位10人の合計タイムで争う。本戦には落選校の中から予選会の成績を参考に「関東学生連合」が編成され、オープン参加する。

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