松山 パット復調29位浮上 ショット好調「前日より良い」

[ 2015年10月18日 05:30 ]

7番でバンカーショットを放つ松山(AP)

USPGAツアー フライズコム・オープン第2日

(10月16日 米カリフォルニア州ナパ シルベラードリゾート=7203ヤード、パー72)
 日没順延となった第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、第1ラウンド47位の松山英樹(23=LEXUS)は4バーディー、2ボギーの70で回り、通算4アンダーの140で29位に浮上した。岩田寛(34=フリー)は最終18番を残していた第1ラウンドは70だったが、第2ラウンドで77と崩れ通算3オーバーで予選落ち。89位から出た石川遼(24=CASIO)も77と崩れて通算5オーバーで決勝ラウンドに進めなかった。ブレンダン・スティール(32=米国)が通算11アンダーに伸ばして首位を守った。

 松山は好調のショットを武器に連日の70をマーク。「ショットは1W以外、アイアンショットはミスをしていない」と自己評価は高かった。

 前半の12番でボギーが先行したが、13番で花道からピンまで10メートルのアプローチを52度のウエッジでねじ込んで取り戻した。15番パー3は第1打を奥からの傾斜で戻し、ピン奥3メートルにつけてバーディー。後半もスコアを1つ伸ばし、納得のラウンドに笑みが浮かんだ。

 この日のパット数は30。「フィーリングがちょっと良くないなという感じはあるが、前日よりは良くなっている」と復調の兆しが見えつつある。この大会は13、14年と3位に入るなど相性は良く、残り2日で優勝争いに加わるためにも好感触をつかんでおきたいところ。「時間はある。しっかり修正する」と話し、練習グリーンに向かった。

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2015年10月18日のニュース