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【ジャパンウエー奇跡と未来図5】エディーHCが残した宿題とは

日本ラグビーがさらに発展するためにエディーHCは多くの提言をした

 W杯出場のため渡英したジョーンズHCは、積極的に英字メディアの取材を受けた。その多くで見られたのが、日本協会に対する批判だった。

 8日にW杯公式サイトに掲載されたインタビューでも「私がヘッドコーチを退任する理由の一つ」として、日本ラグビー界の停滞を挙げた。土台となるジュニア世代から、代表を頂点とするピラミッド型の育成システムが整備されている世界の強豪国に比べ、日本のラグビー界は変化がないままだ。高校、大学とそれぞれに日本一を争う機会が設けられてはいるが、20歳前後の若手が代表の主力として活躍するまでに成長できる場は限られている。そういった日本ラグビーの体系変化がなければ、これ以上の変化はもたらせないと口を酸っぱく言い続けたジョーンズHCだが、結局この4年間、大きなシステム変更はなかった。

 代表ヘッドコーチの権限ではないが、日本ラグビー全体を考えるが故に、言い続けたことだった。性急な変化は混乱を招くだけ。そうした見方もあるが、誰も声を上げなければ、このまま変わらない可能性が高い。「日本のラグビー界が変わらなければ、19年日本大会での準決勝進出はあり得ない」。限りある権限を最大限生かし、南アフリカ撃破という結果を残したが、4年後にこれ以上の結果を残すことは不可能。当初は代表とスーパーラグビーの日本チームの指揮を兼任するとも噂された指揮官が「放棄」したのは、そんな理由もあった。

 昨年、あるテストマッチと同じ日に、大学の公式戦が行われることに対し、会見の席で「クレージーだ」と言い放ったことがある。W杯の結果とともにジョーンズHCが残した最大のレガシー=提言を生かすことが、これからの4年間に日本ラグビー界が課せられた最大の宿題だ。 (特別取材班)
 =終わり=

[ 2015年10月18日 12:00 ]

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