野球、空手など東京五輪提案種目が２８日決定

　２０年東京五輪の追加種目選定で、大会組織委員会は２８日に検討会議と理事会を開き、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）に提案する種目を決める。関係者によると、最終選考に残った８競技の中から野球・ソフトボール、空手、ローラースポーツ、スポーツクライミング、サーフィンの５競技の合計１６～１８種目を選ぶ見通し。

　国内で圧倒的な人気を誇る野球は女子のソフトボールと合わせた１競技として０８年北京大会以来の五輪復帰に前進する。ほかの４競技は実現すれば五輪初実施。ＩＯＣは来年８月のリオデジャネイロ五輪前に開く総会で審議し、追加種目を正式決定する。