松山「しんどい一日だったけど」雨ニモマケズ10位浮上

[ 2015年9月28日 05:30 ]

16番でティーショットを放つ松山

USPGAツアーツアー選手権第3日

(9月26日 米ジョージア州アトランタ イーストレークGC=7307ヤード、パー70)
 12位から出た松山英樹(23=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの69で回り通算イーブンパー、210で10位に上がった。68と伸ばしたジョーダン・スピース(22=米国)が通算8アンダーで2位から首位に浮上した。

 雨が降り続く中、松山はスコアを伸ばした。1番で4メートルのパーパットが残ったが、しっかり沈めうまく滑りだした。3番では6メートルのバーディーパットを決めた。520ヤードと長い5番パー4は3日連続のボギーを叩いたが、6番で7メートルを沈めてバーディー。14番も1メートルのチャンスをものにした。

 芝が濡れてショットの距離が出ない悪条件で69をマーク。「ずっとセカンドの距離が長かった。しんどい一日だったけど、良いパットもたくさん入ってくれてアンダーパーで回ることができて良かった」と満足げだった。

 今季初勝利を目指して臨んだ最終戦。首位と8打差で優勝は厳しくなった。「ショットも後半に良くなってきた。来シーズン、次の試合に向けて良い形で締めくくれるよう諦めずに最後までやりたい」と今季最後のラウンドに向けて気合を入れ直した。

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2015年9月28日のニュース