富士山麓1周レース始まる 46時間以内に170キロ走破

[ 2015年9月25日 16:39 ]

 山梨県から静岡県にかけて、富士山の麓1周約170キロを走り切る「ウルトラトレイル・マウントフジ」が25日に始まり、32の国・地域から参加した1363人のランナーが、46時間以内のゴールを目指して山梨県富士河口湖町を出発した。

 標高千メートル超の山々を越えるコースは大半が足場の悪い登山道や林道で、登る高さの合計は8337メートルにもなる。気温が下がる夜間も走り続けるランナーに配慮し、4回目となることしは開催時期を4月から、気温が高い9月に変更した。

 2回目の参加という神奈川県三浦市の会社員小嶋功義さん(56)は「朝方が一番つらいが、ペース配分に気を付けて今回も完走を目指す」と意気込んだ。

 前回の完走率は男性60・5%、女性55・1%だった。

続きを表示

2015年9月25日のニュース