照ノ富士が連敗 足負傷…2敗鶴竜と並ぶ 1差で稀勢、勢

[ 2015年9月25日 17:58 ]

<大相撲9月場所13日目>稀勢の里が照ノ富士を寄り倒しで破る

 大相撲秋場所13日目は25日、東京・両国国技館で行われ、前日24日に今場所初黒星を喫した大関照ノ富士は大関稀勢の里に寄り倒しで敗れ連敗し、2敗となった。勝った稀勢の里は10勝3敗。横綱鶴竜は大関豪栄道を下して2敗を守った。

 
 初日からの連勝が止まった照ノ富士は、稀勢の里と“仕切り直し”の一番。しかし、先に上手を取られるなど終始防戦一方で、最後は寄り倒しで敗れた。右足を折るようにして土俵に背中を付けた照ノ富士は起き上がると右膝を引きずるようにして控室へ。付き人によると、歩いて診療に向かうという。車いすの使用は固辞したが、足を負傷した。

 平幕優勝を狙う勢は小結栃ノ心に寄り切られ連敗。3敗に後退した。栃ノ心は8勝5敗とし、三役昇進後初の勝ち越しを決めた。

 2日を残し優勝争いは混とん。2敗に鶴竜、照ノ富士、星差1つの3敗で稀勢の里、勢が追走する。

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