隻腕のアメフト選手 驚異の身体能力で自身の高校記録を破る

[ 2015年9月16日 17:37 ]

グラウンドに写るアメフト選手の影 (AP)

 米ペンシルベニア州にあるケンブリッジスプリングス高校の2年生ワイドレシーバー、クリス・シルボーが11日に行われた試合で同校のレシーブ獲得ヤードの記録を塗り替えた。

 この試合で44ヤードのタッチダウンパスキャッチを見せたシルボーは通算レシーブ獲得ヤードを915として、それまでの912ヤードを抜き、自身の高校のトップレシーバーとなった。しかし、この記録が地元ニュースのレベルにとどまらないのは、同選手が生まれつき左腕がないためだ。

 ハンデを抱えながらもシルボーはバスケットボール部やバレーボール部でも活躍を見せ、さらに40ヤード(約37メートル)を4・4秒で走るというから驚きの身体能力だ。今後の目標は高校の57本というタッチダウンパスキャッチの記録を破り(現在38本)、大学でプレーすることだという。

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2015年9月16日のニュース