日本男子、チュニジア下し4勝目 清水躍動 ストレート快勝

[ 2015年9月16日 20:55 ]

<日本・チュニジア>第1セット、柳田がスパイクを放つ

 リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボールのワールドカップ(W杯)男子大会は16日、大阪市中央体育館などで行われ、世界ランク20位の日本は同15位のチュニジアと対戦、25―20、25―19、25―19で勝ち、通算成績4勝2敗の勝ち点11、6位とした。

 日本は第1セット、ここまで全敗のチュニジアから終始リードを保つかに見えたが、一時逆転を許す展開。次世代を担う「NEXT4」の石川、柳田らの強打ですぐに再逆転して25―20で先取した。

 第2セットは序盤からリードを奪い、清水、鈴木のベテラン勢がスパイクを決めるなど25―19で連取。第3セットは点の取り合いとなったが、中盤に清水のサービスエースなどで日本がリードを取ってそのまま押し切り25―19で快勝した。1995年大会以来、5大会ぶりとなる4勝目。

 日本は17日、ベネズエラと対戦する。

 米国はベネズエラをストレートで下し、6連勝で勝ち点を18に伸ばして首位を保った。昨年の世界選手権を制したポーランドも3―1でカナダを破って6勝目を挙げ、同17で2位。イタリアはイランにストレート勝ちし、5勝1敗とした。

 ▽リオデジャネイロ五輪への道 女子と同様出場枠は12で、開催国のブラジルは決定している。W杯上位2チームが出場権を獲得。アジア、アフリカ、欧州、南米、北中米の各大陸予選の優勝国、16年5月の世界最終予選(東京体育館)で4カ国が決まる。アジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催される。

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2015年9月16日のニュース