夏巡業でちゃんこ21年ぶり復活 白鵬歓迎「元気の源」

[ 2015年8月4日 05:30 ]

大相撲の夏巡業初日に稽古する白鵬

 大相撲の夏巡業が岐阜市から始まった。北陸や関東、東北など17カ所を巡る約3週間の長丁場を乗り切るため、力士のスタミナ源である「ちゃんこ鍋」が日本相撲協会により21年ぶりに復活した。

 「昔はしちりんを使ったりして用意したもんだよ」と尾車巡業部長(元大関・琴風)。巡業開催時には各部屋や一門ごとに鍋などが用意されていたが、消防法に抵触しない調理場確保の難しさ、幕下以下の力士も十分に稽古できる環境をつくるなどの理由で食事は弁当が主流になった。

 今巡業では4カ所限定ながら世話人らが鍋を用意。横綱・白鵬は「(巡業先で)現地の食べ物をいただくのが元気の源」と歓迎し、初日から宝富士に6番胸を出して張り切っていた。

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2015年8月4日のニュース