渡部香生子が銀!競泳メダル1号!200M個人メドレーで日本人初

[ 2015年8月4日 01:00 ]

女子200メートル個人メドレー決勝 2分8秒45の日本新で銀メダルを獲得しスタンドに手を振る渡部香生子

 水泳の世界選手権第11日は3日、ロシアのカザニで行われ、競泳女子200メートル個人メドレー決勝で渡部香生子(18=JSS立石)は2分8秒45の日本新記録で2位に入り、同種目で日本人初のメダルを獲得、今大会の競泳陣に最初のメダルをもたらした。カティンカ・ホッスー(26=ハンガリー)が2分6秒12の世界新記録で金メダル。

 前日の準決勝で2分9秒61の日本新記録をマークし、3位通過した渡部は決勝でも力強い泳ぎを披露。2泳法目の背泳ぎを終えた時点では8番手だったが、平泳ぎで4番手まで挽回すると、最後のクロールでさらに順位を上げて総合力が必要とされ、日本女子では世界でメダルを獲得したことがなかった種目で歴史を塗り替えた。

 この日は女子平泳ぎ100メートル予選を1分6秒81の5位で通過、準決勝も1分6秒64の5位で突破しており、“本業”の平泳ぎでもメダル獲得が期待される。

 男子100メートル背泳ぎ準決勝では入江陵介(25=イトマン東進)が53秒13で4位で4日の決勝に進出した。

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