七戸“最強巨人”刈り取る!100キロ超級リネール攻略に自信

[ 2015年8月4日 05:30 ]

合宿でロープトレーニングをする七戸龍

 今年こそ“最強巨人”を刈り取る!柔道の世界選手権(24日開幕、カザフスタン・アスタナ)に出場する男子日本代表が宮崎県延岡市で合宿を公開した。

 100キロ超級で昨年銀メダルに輝いた七戸龍(26=九州電力)にとって、大会6連覇中のテディ・リネール(26=フランス)が最大の壁。とはいえ、昨年決勝では試合終盤に得意の大内刈りで横倒しにし、あと一歩まで追いつめた。5月のマスターズ大会では返り討ちにあったが「相手は大内刈りを警戒していた。それを軸にすればフェイントも効いてくる」と攻略の糸口はつかんだ。

 七戸は「長所のスピードを生かしていきたい」と電光石火の足技で2メートル4の絶対王者をなぎ倒すイメージを膨らませる。井上康生監督も「100キロ超級は日本柔道界の核」と期待を寄せた。

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2015年8月4日のニュース