キャバリアーズ アービングが左膝骨折で離脱、全治3~4カ月

[ 2015年6月6日 11:35 ]

4日のファイナル第1戦で、延長の途中で退場するアービング(AP)

 NBAファイナルに進出しているキャバリアーズのポイントガードで、昨夏のW杯でMVPに輝いたカイリー・アービング(23)が左膝蓋骨の骨折で戦列を離れることになった。

 東地区決勝(対ホークス)から状態が悪化し、4日のファイナル第1戦では延長の途中で左足をひきずりながら退場。5日にスタンフォード大のスポーツ専門病院で精密検査を受けて骨折が判明した。

 手術が必要で全治までは3~4カ月。アービングは今季平均21・7得点、5・2アシストをマークしてチームのバックコート陣を支えてきたが、自身初となった大舞台では無念の離脱となった。

 キャバリアーズはビッグ3の一角だったフォワードのケビン・ラブ(26)も東地区1回戦(対セルティクス)で左肩の腱板断裂でダウン。ファイナル第1戦で44得点を挙げているレブロン・ジェームズ(30)への負担が第2戦(7日)以降は激増しそうだ。

 なお第2戦では東地区決勝でアービングに代わって2度先発しているオーストラリア出身のマシュー・デラベドーバ(24)が起用される見込み。アービングがドラフト全体トップ指名選手(11年)だったのに対し、2季目のデラベドーバはドラフト外の入団で、“雑草選手”がシーズンMVPに選ばれたウォリアーズのステフェン・カリー(27)を相手にどこまで対抗できるかが注目されるところだ。

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2015年6月6日のニュース