JOC会長、新国立競技場は「当初の予定通り造るのが理想」

[ 2015年6月6日 05:30 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(67)は20年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場について、「当初の予定通り造るのが理想」と話した。文部科学省は建設コストの増大や工事が間に合わないことを理由に開閉式屋根の設置を大会後に先送りし、可動式の約1万5000席分を仮設で対応することを検討している。竹田会長は「工期やコストのこともある」と一定の理解は示したが「(安倍)総理を含め招致団が(国際オリンピック委員会と)約束したことは守らないといけない」とした。

 また、建築家の槙文彦氏らが都内で記者会見し、屋根を支える2本のアーチ構造を取りやめた抜本的な見直し案を提示。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)に変更を求めた。

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2015年6月6日のニュース