照ノ富士、横綱昇進へ“太りま宣言”逸ノ城の二の舞いご免!?

[ 2015年6月6日 05:30 ]

新潟県弥彦村の公認キャラクター「もちうさぎ」と見つめ合う照ノ富士(右)

 大相撲の夏場所で優勝して大関に昇進した照ノ富士(23=伊勢ケ浜部屋)が5日、新潟県弥彦村で“大関初仕事”に臨んだ。伊勢ケ浜部屋が16年前から新潟県内に後援会を持っていることが縁で「越後之国やひこ相撲の郷プロジェクト実行委員会設立総会」にゲストとして出席。今年8月に同村の弥彦神社に相撲場が完成することを機に部屋合宿などを行う予定で、町おこしに一役買うことを約束した。

 トークショーでは次なる目標の横綱昇進へ2つの指針を明かした。1つ目は「誰よりもいっぱい汗を流して努力すること」。2つ目は「太らないこと」だ。現在の180キロがベスト体重と自覚しており「これ以上太ると駄目になる。人によってベスト体重がある」と説明。同じ飛行機でモンゴルから来日した2歳年下の逸ノ城は食べ過ぎによる200キロ超えの増量が原因で出世に苦しむ。それを近くで見ているだけに自身は“食欲”より“出世欲”を大事にして稽古に打ち込むつもりだ。

 名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)については「もう次の場所が始まると思って稽古に臨んでいます」ときっぱり。初日までは1カ月以上あるが、視線は本場所の土俵に向いている。

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2015年6月6日のニュース