宮里藍、７８と崩れ５８位「やることが全て裏目に出た」

第３ラウンド、７番で４ホール連続のボギーをたたき、さえない表情の宮里藍

　女子ゴルフのメジャー第１戦、ＡＮＡインスピレーションは４日、米カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズＣＣ（パー７２）で第３ラウンドが行われ、首位と５打差の１３位から出た宮里藍は２バーディー、８ボギーの７８と崩れ、通算４オーバー、２２０で宮里美香と並ぶ５８位に後退した。

　７２で回った上原彩子は通算１オーバーの３６位、横峯さくらは７４で３オーバーの５３位となった。

　６９をマークした金セヨン（韓国）が通算１０アンダーに伸ばしてトップを守り、３打差の２位にステーシー・ルイス（米国）が続いた。

　▼宮里藍の話　やることが全て裏目に出た。一つでもスコアを縮めたかったが、グリーンが硬くなってボールを止めるのが難しかった。流れをつくるのが難しい一日だった。最終日はしっかりアンダーパーで上がりたい。

　▼宮里美香の話　最初にボギーが先行したけど、７番で長いパットを決めることができたし、その後はいい我慢ができた。悪いプレーじゃなかったのにアンダーパーにできなかったのは悔しい。ティーショットを少し曲げてもったいないボギーがあったので修正したい。

　▼上原彩子の話　前の組と間が開いてしまい、後半は（スロープレーの）警告を受けてばたばたしてしまった。その中で１６、１７番でパーパットを沈めて１８番のバーディーにつなげられたのはうれしい。この風の中、イーブンパーでまとめられたのは良かった。

　▼横峯さくらの話　耐えるゴルフができなかった。そんなに悪くないショットもラフにいったりして全体的に流れが良くなかった。後半もバーディーを取ったらボギーが来た。その中で終盤はパットが少し良くなったので、最終日に向けて頑張れる。（共同）