藤本 完全V王手「最後まで気持ち切らさずにできた」

[ 2015年4月5日 05:30 ]

18番、バーディーパットを放つ藤本麻子はなんとか首位を守った

女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース葛城第3日

(4月4日 静岡県袋井市 葛城ゴルフ倶楽部山名コース=6568ヤード、パー72)
 なんとか持ちこたえた。藤本はスコアを崩したものの首位でホールアウトし、「最後まで気持ちを切らさずにできた」と振り返った。前半は「強風の影響でショットのリズムが取りづらかった」と2ボギー、1ダブルボギーと精彩を欠き、一時は2位に1打差まで詰め寄られた。

 しかし、最終18番で2メートルを沈めてバーディーを奪うなど上がり5ホールで3つスコアを伸ばし、「18番は前半が苦しかったのでご褒美が欲しいなと思って打った」と笑顔を見せた。

 11年伊藤園レディースで初優勝。その後、何度も優勝争いに絡んだが、あと一歩で2勝目を逃してきた。4年ぶりの歓喜に向け、「自分のやることを決めてそれだけに集中したい」と意気込みを示した。

 ▼2位イ・ボミ コースは難しいがショットが良いので力を抜いてやりたい。(この日ベストスコアの68をマークして14位から浮上)

 ▼4位・渡辺彩香 前半は風が強くショットのミスも何度かあって苦しかったが、後半は取り戻せたので良かった。(5番パー5はティーショットを池に入れたが、パーセーブ)

 ▼20位・斉藤愛璃 きょうはティーショットが右へ右へと行ってしまった。(出入りの激しいゴルフで順位を下げる)

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2015年4月5日のニュース