松岡修造氏 錦織に脱帽!「苦しいときこそ圭になってごらん!」

[ 2015年1月24日 21:50 ]

松岡修造氏が錦織の4回戦突破も固いと断言

全豪オープン第6日 錦織圭 6―7、6―1、6―2、6―3 スティーブ・ジョンソン

(1月24日 オーストラリア・メルボルン)
 スポーツキャスターの松岡修造氏(47)が24日、自身のブログを更新し、錦織圭(25=日清食品)が全豪オープン3回戦で松岡氏の想像を超えるレベルにまで達していることに驚きを表した。

 この日、松岡氏はWOWOWで実際に試合を解説していたが、試合相手のスティーブ・ジョンソン(25=米国)が「いつものジョンソンじゃないジョンソン!」というくらい攻めまくるプレーを見せ、錦織は第1セットを落とした。

 だが、第2セットは「圭のメンタルが素晴らしかった」とし「完全に圭ワールドへ。188cmのジョンソンが圭よりも小さく感じた」と絶賛。「ドロップショット含め、この大会初のスーパーゾーンに入る!」としたが、試合後に錦織が「最後は良くなりましたが、まだまだ自分のテニスには程遠い」というのを聞き「 圭にとっては、まだスーパーを付けてはいけないテニスだったのだ。とんでもないレベルを目指して圭は戦っている!」と脱帽していた。

 また、試合途中に錦織ファンが、なぜか松岡氏の大きな写真を掲げていたことに、さすがの松岡氏も「俺だ、何故圭の試合に松岡修造なんだ!正直、そいつを探して圭の試合を邪魔するな!と説教しに行こうと思っていた」とした。だが「その写真を見て強いメッセージが込められていることに気付く…」と言う。

 写真は、松岡氏の人気の日めくりカレンダー「まいにち、修造!」で、辛い時、苦しい時こそ笑顔になれば心も前向きにまる、という『苦しい時こそ笑ってごらん!』の写真だった。錦織も、自分のテニスをなかなかさせてもらえない中、前向きにプレーをしていることから「苦しいときこそ圭になってごらん!」という言葉を作った松岡氏。錦織以上に前向きなところを見せていた。

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