宮城野親方 白鵬の強さの秘けつは“心”「泣き言を絶対に言わない」

[ 2015年1月24日 07:17 ]

33回目の優勝を決めポーズをとる白鵬

大相撲初場所13日目

(1月23日 両国国技館)
 白鵬の師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は、白鵬の強さの秘けつは「心・技・体」の中でも特に心にあると証言する。

 「泣き言を絶対に言わない。責任感が強い」。朝青龍が去り、一人横綱となってから野球賭博、八百長などの不祥事が相次いだ相撲界を支えた。「(苦しい時期も)相撲の普及、発展に尽くすのが横綱の責務と自覚していた」。

 自らの名前を冠した子供相撲大会“白鵬杯”を開催。昨年の第4回にはモンゴル、韓国、中国からも子供力士が参加した。大会名誉会長も務める白鵬は予選から土俵近くで勝負を見守る。「本当に相撲が好きなんだ」。他のスポーツ観戦でも力士目線で何か生かせないかと研究を怠らない。油断と無縁の第一人者のV33は必然だった。

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2015年1月24日のニュース