渡部暁が2位、今季3度目表彰台 渡部善は今季自己最高5位

[ 2015年1月24日 16:13 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は24日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場などで個人第12戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が2位に入った。表彰台は3位となった第10戦以来で今季3度目。

 前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)は11位だったが、トップと1分21秒差で出た後半距離(10キロ)で巻き返した。前半4位につけた渡部善斗(北野建設)も今季自己最高の5位に入った。エリック・フレンツェル(ドイツ)が優勝し、第8戦からの連勝を5に伸ばした。今季7勝目で、通算23勝とした。

 加藤大平(サッポロノルディックク)は10位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は17位。渡部剛弘(明大)は20位、湊祐介(東京美装)は29位、清水亜久里(田口ク)は37位、曽根原郷(明大)は40位だった。

 ▼渡部暁斗の話 (距離は)かなりスキーが滑ってくれた。他の選手が落ちてくる中、いい位置をキープすることができた。(ゴール前の競り合いは)出るタイミングが一歩遅くなったが、2番でゴールできたのは最低限。

 ▼渡部善斗の話 (距離で後続に)追い付かれてから粘れたのは収穫。欲をいえば(兄の)暁斗も追い付いてきたので、2人で(表彰台に)乗れればよかった。ラスト勝負がちょっと弱かった。

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2015年1月24日のニュース