五輪銅の日本が2位 W杯ジャンプ男子、団体戦で開幕

[ 2014年11月23日 07:55 ]

W杯開幕戦の団体戦で2位に入った葛西のジャンプ(AP)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は22日、ドイツのクリンゲンタールで行われた団体第1戦(HS140メートル、K点125メートル)で開幕し、ソチ冬季五輪で銅メダルを獲得した清水礼留飛、伊東大貴(ともに雪印メグミルク)葛西紀明(土屋ホーム)竹内択(北野建設)で臨んだ日本が1068・9点で2位となった。

 五輪王者のドイツが1098・0点で優勝し、3位にはノルウェーが入った。

 日本勢は1回目に4人全員が130メートルを越える飛躍をそろえて僅差の首位に立ったが、地力のあるドイツに2回目で逆転を許した。

 ▼葛西紀明の話 練習でほかのチームが調子良くて、表彰台は厳しいかなと思っていた。チームとしていい力を出せた。ソチの時よりも自分たちのレベルが一つ上がった感じがする。

 ▼伊東大貴の話 きょうは条件も安定していたし、平等だった。その中で表彰台に立てたのは良かった。練習不足の中ではいい仕上がりだと思う。

 ▼竹内択の話 2位になれるとは思っていなかった。去年もここで3位。2位になれたのはチームとして強くなっている証拠だと思う。すごく良かった。

 ▼清水礼留飛の話 いいスタートダッシュになった。個人的には満足できるジャンプではなかったが、今季のいい流れはできたと思う。(共同)

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2014年11月23日のニュース