小平悔し2位「一歩遅れた時点で、駄目だと思った」

[ 2014年11月23日 05:30 ]

女子500メートルで2位の小平奈緒

スピードスケート W杯第2戦

(11月22日 ソウル)
 第2日は22日に行われ、女子500メートルで21日に初優勝した小平奈緒(相沢病院)は38秒51で2位だった。五輪2連覇の李相花(韓国)が37秒99で今季3勝目を挙げ、辻麻希(開西病院)は6位、住吉都(ローソン)は10位。

 女子1500メートルは菊池彩花(富士急)が2分1秒39で13位に入ったのが最高で、小平は15位。マリット・レーンストラ(オランダ)が1分57秒76で勝った。男子の日本勢は格下のBクラスで滑り、1000メートルは中村駿佑(法大)が1分12秒20で7位、1万メートルのウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)は14分8秒09で10位だった。

 小平は前日に続いて最終組で李相花と同走したが、スタートで出遅れた。100メートルの通過は前日より0秒13遅れの10秒64。必死に追い上げたが、0秒52の大差をつけられた。「号砲が鳴るまではいいレースができると思っていたけど…。一歩遅れた時点で、駄目だと思った」と悔しそうに振り返った。敗れたものの今季この種目は優勝1度、2位が3度と絶好調。記録も李相花と小平が飛び抜けている。「ぎりぎりで勝ったり負けたりすることが、自分を高めてくれる」と前向きだった。

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2014年11月23日のニュース