遼見せたスーパーショット 林の中から木の下くぐらせ2オン

[ 2014年11月23日 05:30 ]

12番、ティーショットを放つ石川遼

男子ゴルフツアー ダンロップ・フェニックス第3日

(11月22日 宮崎県宮崎市 フェニックス・カントリークラブ=7027ヤード、パー71)
 兄妹タッグ結成後、初のハイタッチで喜びを爆発させた。第1打を左の林に打ち込んだ1番パー4。石川はピンまで残り190ヤードから5Iを持ち、前をふさぐ木の下を低い弾道でくぐらすと20ヤードのフックを掛けて2オンに成功。初めてキャディーを務める妹の葉子(西武台千葉高3年)が「あれはミラクル」と振り返るスーパーショットでパーを死守した。

 今大会前に収録されたテレビの企画でタレントの武井壮と20メートル先の卵に球を当てるゲームを行った成果が出て「今の僕には木の間を通すのは苦じゃない」と得意げだ。スーパーセーブもあり、4バーディー、1ボギーで今大会初のアンダーパー、68をマーク。通算1アンダーまで戻し「全体的にゴルフはいい感じ」と自信も回復。優勝は厳しい状況だが「6、7アンダーを目標にしてしっかりやりたい」と最終日を見据えた。

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2014年11月23日のニュース