質問攻め切り返す錦織 強気の言葉「もっと上にいくために」

[ 2014年11月18日 23:11 ]

日本記者クラブで記者会見するテニスの錦織圭

 ジーンズにジャケットというラフな格好で会見に臨んだ錦織選手は、無数のフラッシュを浴びながらの質問攻めにも、テニス同様鮮やかに答えを返した。

 ――「勝てない相手はいない」など、強気の言葉が増えてきた理由は。

 「(この発言が)大きく取り上げられると思わず、びっくりした。もっと上にいくためには精神的に強くならないといけない、と感じ始めたときに出た言葉だった」

 ――身長の高い選手が多い中で日本人のハンディを感じることはないか。

 「ファイナルの出場選手の写真を見ても、自分が一番低くて子どもみたいだった。スピードや技術などで補えるし、さまざまなスタイルがあるのがテニスの面白さ。背が低くてパワーがないと悩んだことは一度もない」

 ――世界1位になるにはあと何年かかる。

 「いつかはなれたらいい。同世代にもジョコビッチやナダルといった強い選手がいるが、自分のテニスを磨いていけばチャンスはあると思う」

 ――テニス選手は妻や恋人などパートナー同伴の選手も多いが。

 「いつかは結婚したいが、まだ考えていない。自分も支えとなる人を見つけて、一緒にツアーを回れたらいいなと思う」

 ――子どもたちにアドバイスを。

 「大きな夢を持つこと。あきらめずに夢を追い続けることが大事」

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2014年11月18日のニュース