カージナルス パーマー不在も6連勝!スタントン古巣に“恩返し”

[ 2014年11月18日 05:30 ]

勝利に貢献したカージナルスのスタントン(AP)

 QBカーソン・パーマー(34)を左膝じん帯の断裂で失ったNFLカージナルスは、スーパーボウル開催地でもあるアリゾナ州グレンデールで4連勝中だったライオンズを14―6で撃破。代役のQBドリュー・スタントン(30)が第1Qに2つのTDパスを通し、守備陣も奮闘して6連勝を飾った。リーグ最高勝率を守ったカ軍は本拠をシカゴに置いていた1948年以来、66年ぶりの10戦9勝。大黒柱が不在となりながらも、NFC西地区での優勝マジックを残り6試合で4とした。

 スタントンはデビューから3季在籍した古巣ライオンズを相手に健闘。「自分は代役。このチームは依然として彼(パーマー)のものだ」と言いながらも、大黒柱がいなくなったあとの試合で勝利を呼び込んだ。守備陣も相手のQBスタッフォードのパス獲得を今季最少の183ヤードに抑えて4回サック。DBピーターソンはリーグ屈指のWRでもあるC・ジョンソンに密着してスタッフォードとのホットラインを寸断した。リーグ最高勝率ながらすでに優勝候補ではないとの見方もあるが、さらに白星を1つ加算。スーパーボウルの“地元開催”に向けてまた一歩前進した。

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2014年11月18日のニュース