福原愛 グランドファイナル進出に笑顔も“相棒”消え苦笑い

[ 2014年11月18日 16:48 ]

海外遠征から帰国し取材に応じる卓球女子の福原愛

 卓球女子の福原愛(26=ANA)がロシア・オープン、スウェーデン・オープンの日

程を終え、成田着の航空機で帰国した。

 ロシア・オープンではシングルス決勝で石川佳純(21=全農)に惜敗して準優勝に終わったが、グランドファイナル(12月・タイ)進出が決定。「前半は(左足の)ケガで出られなかったけど、後半でポイントをためて(ファイナルに)出られることは自分でも頑張ったなと思う」。

 スウェーデン・オープンではカットマンの中国選手と2試合連続で対戦し、「昨年はカットマン2試合で体がボロボロになっていて、ケガのきっかけにもなった。今回はそれ以上の激しい試合だったが、体はどこも痛くならなかったので、トレーニングの成果が出てると思う」と手応えを口にした。

 しかし、成田空港でロストバゲージの悲劇に見舞われ「99%戻ってくる、と言われた
けど…」。今回はストックホルムからモスクワ経由で帰国。スーツケースにはジャージ、ユニホームに加え、ケガしてからケアにかかせない超音波器具が入っていたという。「日本に帰国してロストバゲージは初めて」と苦笑い。“相棒”の帰国を心待ちにしていた。

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2014年11月18日のニュース