24歳ケプカ 逆転ツアー初V!プロ転向3年目「信じられない」

[ 2014年11月18日 05:30 ]

大会を制し、笑顔を見せるケプカ

欧州ツアー ターキッシュエアラインズ・オープン最終日

(11月16日 トルコ・アンタルヤ ザ・モンゴメリー・マックスロイヤルGC=7100ヤード、パー72)
 首位と2打差の5位から出た欧州ツアー挑戦3年目のブルックス・ケプカ(24=米国)が7アンダーの65で回り、通算17アンダー、271でツアー初優勝を飾った。首位と1打差の2位から逆転優勝を狙ったイアン・ポールター(38=英国)は67で1打及ばず2位だった。

 首位が目まぐるしく入れ替わった最終日を制したのは伏兵のケプカだった。世界ランク61位、6月の全米オープンでは4位に入った期待のホープだが、世界的にはまだまだ無名の存在。「1年半前には(下部の)チャレンジツアーに出場していたことを考えたら、欧州ツアーで勝てたことが信じられないよ」。プロ転向3年目での快挙を素直に喜んだ。

 最終ラウンドは前半の9番までで4バーディー。後半も13番で出場者でただ一人となるイーグルを奪うなど、初優勝への重圧を乗り越えた。これからは同世代の若手をけん引する立場になるが、向上心はさらに燃えている。「世界ランク50位以内になることと、メジャー大会に全て出場できれば特別な思いになるだろう」。スター候補がまた一人誕生した。

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2014年11月18日のニュース