旭天鵬、最年長40歳２カ月で給金直し「三賞？やめて」と口滑らか

豊ノ島をはたき込みで下し、１敗を守った旭天鵬

大相撲九州場所９日目

（11月17日 福岡国際センター）
　４０歳２カ月の旭天鵬が昭和以降では最年長勝ち越しを決めた。豊ノ島との一番は相手に右を差させずに体を入れ替えて右からのはたき込み。勝ち越しに「うれしいよね。勝ち越せると思わなかった。訳が分からない。本人がびっくりしてる」と高笑い。元気いっぱいで勝っても負けても夜は出掛けているという。

　全勝の鶴竜を白鵬、稀勢の里と追いかける展開。「三賞？やめて。ないと思っているから」と最後まで笑顔のまま引き揚げた。