山口“無風”で初戦突破 不利なし空調で快勝「良かった」

[ 2014年9月25日 05:30 ]

女子シングルス1回戦でプレーする山口茜

仁川アジア大会第6日

(9月24日)
 フェアな風なら負けない。バドミントン女子シングルス1回戦で世界ランク71位で世界ジュニア選手権連覇の山口茜(17=勝山高)は、同33位のマレーシア選手に2―0のストレート勝ち。女子団体で出番がなく、今大会初めてコートに立ち「ちょっと緊張したけど、勝てて良かった」と振り返った。

 21日の男子団体・日韓戦で日本の田児賢一(25=NTT東日本)が第2、3ゲームともに不利な向かい風を受けるように空調を操作した疑惑が浮上。大会組織委員会が否定するなど、風が注目を浴びる中、山口は「縦も横も風があった」と有利不利はなかったことを口にした。

 25日の2回戦は同6位で地元・韓国のペ・ヨンジュと対戦する。また、日本代表の舛田コーチは空調の疑惑に関して「抗議のような行動を起こすつもりはない」との意思をあらためて示した。

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2014年9月25日のニュース