35歳中川が初の金メダル「ピークはまだ先」次は世界舞台で

[ 2014年9月25日 05:30 ]

男子スプリントで優勝し、2位の河端朋之(左)とメダルを手にする中川誠一郎

仁川アジア大会第6日

(9月24日)
 日本人対決となった自転車男子スプリント決勝は35歳の中川の独壇場だった。ベテランは「自分は大器晩成と思っている。ピークはまだまだ先」と金メダルを手に豪語した。

 河端との一対一の勝負。1本目は先行して力強く逃げ切り、2本目は終盤に鋭く差して2連勝した。

 9位に終わったロンドン五輪後は競技を続けるか迷ったが、「まだまだ進化する」と確信。本業の競輪はフル参戦できず、得られるはずの500万円ほどの賞金を犠牲にしながら打ち込んでいる。「世界トップで戦いたいのでアジアで負けるわけにはいかない」と汗を拭った。

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2014年9月25日のニュース