19歳近藤がV、高藤は銅 世界選手権第1日

[ 2014年8月25日 22:04 ]

 柔道の世界選手権は25日、ロシアのチェリャビンスクで開幕して男女各1階級が行われ、女子48キロ級で初出場の19歳、近藤亜美(三井住友海上)は決勝でパウラ・パレト(アルゼンチン)に優勢勝ちして優勝した。

 日本女子の10代での世界選手権制覇は谷亮子(当時田村)、前田桂子に次いで3人目の快挙。同級で日本勢の金メダルは2大会ぶりとなる。

 近藤は思い切りの良い柔道がさえ渡った。3回戦で昨年大会覇者のウランツェツェグ・ムンフバット(モンゴル)に優勢勝ち。準決勝はキューバ選手に合わせ技で一本勝ちした。

 男子60キロ級で21歳の高藤直寿(東海大)は2連覇を逃し、銅メダルだった。世界ランキング1位の高藤は準決勝でベスラン・ムドラノフ(ロシア)を攻めながらも指導の差で惜敗。カザフスタン選手との3位決定戦は一本勝ちした。同級はボルドバータル・ガンバト(モンゴル)が初優勝。

 女子48キロ級のロンドン五輪覇者サラ・メネセス(ブラジル)は初戦の2回戦でフランス選手に敗れた。

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