井上監督、判定に疑問…地元有利?高藤の技2度も格下げ

[ 2014年8月25日 23:54 ]

男子60キロ級準決勝で、判定について主審に抗議する高藤直寿

柔道世界選手権

(8月25日 ロシア・チェリャビンスク)
 男子60キロ級準決勝で高藤の技が2度も格下げされた件で、日本男子の井上監督は試合後、国際柔道連盟(IJF)のバルコス審判主任理事のもとへ質問に出向いた。IJFに抗議はしない意向だが「有効、技あり、一本の定義にばらつきがあるのではと話した」と、疑問を確認せずにいられなかった。

 相手のムドラノフはロシアの選手で場内は大歓声。地元有利の判定とみられてもおかしくなかった。IJFは近年、ルールを変えながら攻撃的な柔道を促し続けている。井上監督は「敗因とルールをもう一度確かめる」と再検証の必要性を述べた。(共同)

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2014年8月25日のニュース