藍 伸ばせず16位後退「読みが難しかった」野村も同順位

[ 2014年8月25日 05:30 ]

第3ラウンド、2番でティーショットを放つ宮里藍。通算7アンダーで16位

USLPGAツアー カナダ女子オープン第3日

(8月23日 カナダ・オンタリオ州ロンドン ロンドンCC=6656ヤード、パー72)
 ともに11位で出た宮里藍(29=サントリー)と野村敏京(21=フリー)はそろって72と伸ばせず、通算7アンダーの209で16位に順位を下げた。67と伸ばした有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は通算6アンダーで23位に浮上。74だった上原彩子(30=モスフードサービス)は2アンダーの60位となった。67で回った柳(ユ)簫(ソ)然(ヨン)(24=韓国)が通算20アンダーで首位を守った。

 前日67の宮里は上位進出を狙ったが3バーディー、3ボギーと伸ばせなかった。第2ラウンドでパッティング復調のきっかけをつかんだかに見えたが、「パットの読みが難しかった。切れ方がまちまちだった」と首をひねった。

 2番パー3でバンカーからの2打目を直接入れたが、3番で約6メートルから3パットのボギー。17番もグリーンで3打を要するなど、合計で32パットと苦戦した。現在、賞金ランクは74位で、厳しい戦いの中にいる。80位以内のシード確保のために少しでも賞金を稼いでおきたいところ。「伸ばさなきゃという気持ちになるが、それをいかに捨てて自分のゴルフができるか」と、集中力の重要性を強調した。

 ▼60位上原彩子 ドライバーの飛距離が出ていなくて、残りが長かった。1メートルからの3パットとか、防げるミスばかりだった。最終日は、良いイメージで次の試合に行けるように頑張る。(34位から後退)

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2014年8月25日のニュース