羽川「信じられない」連覇、終盤バーディー奪取で完全優勝

[ 2014年8月25日 05:30 ]

ファンケル・クラシック最終日、連覇した羽川豊(右)はトロフィーを手に池森賢二大会会長と笑顔で記念撮影

男子シニアツアー ファンケル・クラシック最終日

(8月24日 静岡県裾野市 裾野CC=6911ヤード、パー72)
 首位から出た羽川豊(56=フリー)が4バーディー、1ボギーの69とスコアを伸ばし、通算7アンダー、209で大会連覇を飾った。今季は6戦目で初勝利。高見和宏(54=フリー)ら4人が2打差の2位となった。大会初優勝を狙った中嶋常幸(59=フリー)は23位に終わった。

 終盤にスコアを伸ばした羽川が今年も頂点に立った。同じ最終組で回った高見が14番でダブルボギー。対する羽川は15、16、18番でバーディーを奪って勝負を決めた。昨年は最終日に62をマークして劇的な逆転優勝だったが、今年は3日間首位を守っての完全優勝。「連覇は簡単なものじゃない。必死でやった」と振り返った。

 今季はここまで5戦未勝利。賞金ランキングも12位だったが、今大会を制し優勝賞金1500万円をゲット。獲得賞金を2044万6185円としてランク1位に躍り出た。「よく耐えたし、連覇は信じられない」。近年は解説者としても活躍するが、まだまだトップの座は譲らない。

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2014年8月25日のニュース