白鵬 大鵬ゆかりの地で黙とうささげる 17日、釧路で巡業

[ 2014年8月17日 05:30 ]

 横綱・白鵬は17日、釧路市の湿原の風アリーナ釧路で行われる夏巡業で元横綱・大鵬の故納谷幸喜さん(享年72)に黙とうをささげる。

 納谷さんが育った川上郡弟子屈町が釧路市に隣接することもあり、勧進元が納谷さんの功績を称えるため館内でのセレモニーを計画。芝田山巡業部副部長(元横綱・大乃国)は「釧路の勧進元が隣町みたいだからやりたいということだった」と説明し、納谷さんを「角界の父」と慕った白鵬も「そういうものがあることは知っている。できることがあれば協力したい」と協力を誓った。

 この日の白鵬は稽古で土俵下に姿を現したものの、軟らかい土俵で足元が悪く、ぶつかり稽古もなし。四股や軽めのトレーニングで終え「あれじゃ軟らかすぎ。久しぶりだね」と苦笑いした。17日の釧路が夏巡業最終日。稽古については「土俵の状態を見てから」と話すとバスに乗り込んだ。

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2014年8月17日のニュース