山本博氏 未成年部員に飲酒させ日体大アーチェリー部部長辞任

[ 2014年7月13日 05:30 ]

 04年アテネ五輪アーチェリー男子個人銀メダリストの山本博氏(51)が5月、部長を務めていた日体大アーチェリー部の未成年部員に飲酒させていたことが分かった。山本氏は部長を辞任した。日体大広報課によると、山本氏は「成績が良かったことがうれしく、心が大きくなってしまった。未成年に飲酒させてはならないのは当然で、大変重く受け止め反省している」と話しているという。

 静岡県掛川市での世界学生選手権代表選考会開催中の5月8日、同市内のレストランで未成年部員2人にワインを勧めた。6月23日に部活動を所管する「学友会」に辞任を申し出て、今月1日に受理された。山本氏は84年ロサンゼルス五輪で銅メダルを獲得。41歳で出場したアテネ五輪で「中年の星」と脚光を浴びた。4月には東京都体育協会の会長に就任していた。

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2014年7月13日のニュース