貴乃花親方 入院で休場 理事長「徹底して検査を」 代役に琴欧洲親方

[ 2014年7月13日 21:47 ]

 日本相撲協会は大相撲名古屋場所初日の13日、元横綱の貴乃花親方=本名花田光司、東京都出身=が、体調不良による検査入院で休場したと発表した。北の湖理事長(元横綱)は「検査をするなら徹底してやった方がいい。途中から出てくるのもいいが、まずは検査を優先させるべきだ」と述べた。

 相撲協会理事の貴乃花親方は総合企画部長など複数の要職を兼務。本場所の無気力相撲に目を光らせる監察委員長の代理は、高砂副委員長(元大関朝潮)が中心となって務める。貴乃花親方との記念撮影が特典に付いた入場券が販売されていたが、代役に琴欧洲親方(元大関)が決まった。

 貴乃花部屋関係者によると、親方は11日まで部屋の稽古場で弟子を指導していたという。ただ、6月に手術を受けた両耳が完治せず、東京都内の病院に入院した。部屋頭の十両貴ノ岩は「詳しいことは聞いていない。痛いとかを口に出すような親方ではないので」と話した。

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2014年7月13日のニュース