藍 優作エールにバーディー締め「いい流れで回れた」

[ 2014年7月13日 05:30 ]

1番、アプローチショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー 全英リコー女子オープン第3日

(7月12日 英国サウスポート ロイヤルバークデールGC=6458ヤード、パー72)
 兄のエールに応えた。宮里藍は2番パー4で第1打を左のブッシュに曲げた上、8メートルから3パット。予選ラウンドで一度もなかったダブルボギーを叩いた。だが落ち込む藍を励ますかのように、直後の3番から全英オープンに出場する次兄の優作がコースに現れた。兄の声援に後押しされると、6番でバーディー。そして上がりで魅せた。16番で3メートルのバーディーパットを沈めてガッツポーズ。18番パー5は残り244ヤードの第3打を3Wで10メートルに2オンしてバーディー締め。スタート時の1オーバーに戻し、「きょうもショットが良く、いい流れで回れた」と胸を張った。

 今大会前に懸案だったパットを修正したことに加え、右肩上がりのショットもスコアを支える。父でコーチの優さんが「キャリアハイでしょう。今までで最も良い」と太鼓判を押す通り、コンスタントに260ヤードを飛ばし、曲がらない。海外ツアーでは初めて妹のラウンドについて回った優作も「ちっとも曲がりませんね」と驚いていた。

 日本勢最上位で迎える最終日。「あすは天気が荒れると聞いている。フェアウエーキープを優先に考えたい」。経験も最大限に生かし、残り18ホールをプレーする。

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2014年7月13日のニュース