ナダル　順当に８強入り　フェレールと準々決勝で対戦

順当に８強入りを決めたナダル（ＡＰ）

　テニスの全仏オープン第９日は２日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス４回戦で史上初の５連覇を目指す第１シードのラファエル・ナダル（スペイン）がドゥシャン・ラヨビッチ（セルビア）に６―１、６―２、６―１で快勝し、順当に８強入りを決めた。

　昨年準優勝の第５シード、ダビド・フェレール（スペイン）はケビン・アンダーソン（南アフリカ）を６―３、６―３、６―７、６―１で下した。次戦の相手はナダルで、昨年の決勝の顔合わせが準々決勝で実現する。

　女子シングルス４回戦ではアンドレア・ペトコビッチ（ドイツ）がキキ・ベルテンス（オランダ）を１―６、６―２、７―５で破り、四大大会の自己最高に並ぶ８強入りを果たした。第４シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）はスローン・スティーブンス（米国）を６―４、６―３で退けた。第６シードのエレナ・ヤンコビッチ（セルビア）はサラ・エラニ（イタリア）に６―７、２―６で敗れた。（共同）