美誠も美優も…中学生コンビ、アジア切符届かずガックリ

[ 2014年6月2日 05:30 ]

仁川アジア大会代表選考会で敗れた伊藤美誠

 卓球アジア大会女子日本代表選考会最終日は1日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、中学生はアジア切符に届かなかった。中学2年の伊藤美誠(みま、13=スターツ)は準決勝、中学3年の加藤美優(15=エリートアカデミー)は決勝で、ともに若宮三紗子(24=日本生命)に敗れた。1位になった若宮が、2大会連続の代表入りを決めた。

 3月のワールドツアーのダブルスで史上最年少優勝を飾った13歳の伊藤が準決勝で痛恨の逆転負けを喫した。若宮相手に3―1とリードしながら詰めが甘く「気持ちが足りなかった。最近は挽回される試合が多くて」とうなだれた。15歳の加藤美は決勝で若宮に完敗。「自分の持ち味の攻撃的なバックハンドが出せなかった」。アジア大会代表枠は5で既に決まっていた福原、石川に加えて若宮が決定。残り2枠は日本協会の強化本部が決める。中学生で代表入りすれば02年大会の福原以来となるが、村上監督は「2枠しかないんで、なかなか難しい」と中学生2人で枠を埋めることに否定的な見解を示した。

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2014年6月2日のニュース