米ツアー初Vの松山 最後は「自分信じた」「そんなに緊張しなかった」

[ 2014年6月2日 10:56 ]

米ツアー初優勝を果たし、ジャック・ニクラウス氏(左)と記念写真に納まる松山英樹

米男子ゴルフツアー メモリアル・トーナメント最終日

(6月1日 オハイオ州ダブリン ミュアフィールド・ビレッジGC=7392ヤード、パー72)
 【ツアー初優勝 松山に聞く】

 ―優勝の瞬間は。

 「あのパットを入れることだけに集中していた。入った瞬間に思い浮かんだことはなかった」

 ―18番で追い付き、プレーオフに持ち込んだ。

 「後半はパットが入らなくなり、ショットもずっと良くなかった。その中でアイアンだけはずっと切れていた。18番(の第2打)は7番アイアン。最後は自分を信じて、土壇場でああいうショットが打てて良かった」

 ―前週の優勝争いの経験は。

 「先週は1日いいスコアを出して上にいけたけど、不安を感じながらやっていた。今週はずっとある程度つかんだものがあった」

 ―緊張は。

 「してないと言ったらうそになると思うけど、そんなに緊張している感じはなかった」

 ―米ツアー優勝の味は。

 「とてもうれしい。ただ、まだまだ納得できないプレーもあった。次の優勝への課題として、あしたから頑張っていきたい」

 ▼阿部靖彦・東北福祉大監督の話 電話でおめでとうと言った。米ツアーは順風満帆に勝てるものではない。世界に通用する選手になるためにがむしゃらにやって、そのつけが故障につながった。その中でも試合を重ねながら、今の状態に持ってきた。(共同)

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