スパーズ 2年連続ファイナル進出!宿敵ヒートと再戦

[ 2014年6月2日 05:30 ]

NBAプレーオフ西地区決勝第6戦 スパーズ112―107サンダー

(5月31日 オクラホマシティー)
 NBAプレーオフ西地区決勝の第6戦がオクラホマシティーで行われ、1位スパーズが2位サンダーを延長の末に下して4勝2敗。2年連続6回目のファイナル進出を果たし、昨季3勝4敗で敗れた宿敵ヒートと再び王座をかけて対戦することになった。2年ぶりのファイナル出場を狙っていたサンダーは、ラッセル・ウエストブルック(25)が34得点、シーズンMVPで得点王のケビン・デュラント(25)が31得点を挙げたものの、2人ともターンオーバーを7回ずつ喫して苦闘。前半で7点をリードしながら試合をひっくり返された。

 スパーズは司令塔のパーカーが左足首を痛めて前半で退いたものの、同じフランス出身のディアウがチーム最多の26得点を稼ぐなどベンチ勢が奮起。延長ではこの日19得点15リバウンドのダンカンが延長で7得点を稼いでサンダーの“若さ”を封じ込んだ。38歳で自身も6度目のファイナルとなるダンカンは「もう一度、ヒートと対戦できて幸せだ。後味の悪さはまだ残っているからね」と意欲満々。昨年は優勝目前だった第6戦の土壇場でアレンに同点の3点シュートを決められて敗者への道をたどっただけに、チーム一丸となってリベンジを果たしたいところだろう。

 ≪層の厚さみせた!≫控え選手の得点合計はス軍51に対しサ軍はフィッシャーの5得点のみ。ディアウの26得点は、雌雄が決した地区決勝の試合で控え選手が記録した歴代2位の高得点。

続きを表示

2014年6月2日のニュース