藍 今季3度目の60台“圏外”から巻き返し47位

[ 2014年6月2日 05:30 ]

第2ラウンド、6番でバンカーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー ショップライト・クラシック第2日

(5月31日 米ニュージャージー州ギャロウェー ストックトン・シービューGC=6177ヤード、パー71)
 95位から出た10年覇者の宮里藍(28=サントリー)が今季3度目の60台となる69で通算イーブンパーとし、予選落ちの危機から47位まで盛り返した。初日2位の野村敏京(21=フリー)は73と崩れ、通算6アンダー。7位後退も上位争いに踏みとどまった。世界ランキング2位のステーシー・ルイス(29=米国)が通算12アンダーで単独トップに躍り出た。

 時折、突風が吹く難条件で宮里が底力を見せた。後半1番でチップインバーディーを奪うと、4番ではピン奥6メートルをねじ込むなど69。予選突破圏外から47位へ浮上し、「きのうからショットをうまく修正できてホッとした」と胸をなで下ろした。前日のホールアウト後、今大会で再タッグを組んだキャディーのミック・シーボーン氏のアドバイスで構えを修正。前傾姿勢を少し深くすることで強風の中でもショットが安定した。今季不振のパットも「スピードがよかった」とタッチが合ってきた様子。「このままいけばチャンスが増えてくる。せっかくつかんだチャンスをしっかり生かしたい」と最終日を見据えた。

 ▼47位・有村智恵 きょうは6番だけ。風で動いたのはしようがないけど、ボギーで抑えたかった。(6番グリーンでアドレス時にボールが動き、1罰打を受けトリプルボギー)

 ▼55位・宮里美香 下りを残して3パットしたのが悔いが残る。最終日は3パットしないようにしたい。(8番で1・5メートルから3パットのボギー)

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2014年6月2日のニュース