藍 V争い手応え十分15位「チャンスはある」

[ 2014年3月30日 05:30 ]

第2ラウンド、1番でティーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー起亜クラシック第2日

(3月28日 米カリフォルニア州カールスバッド アビアラGC=6593ヤード、パー72)
 第2ラウンドが行われ、宮里藍(28=サントリー)は3バーディー、2ボギーの71で回り、同じく71の上原彩子(30=モスフードサービス)とともに通算3アンダー、141で15位につけた。野村敏京(21=フリー)は50位。73の有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は通算6オーバーで予選落ち。ドリ・カーター(27=米国)が通算10アンダーで首位に立った。

 上位に踏みとどまった。それでも、宮里は「きのうに引き続きミスのないラウンドだったと思うが、前半からいい流れでいけたのであと2つくらい伸ばせそうかなと思っていた」と消化不良の様子だった。

 2番で第1打を左ラフに入れてボギーが先行したものの、5番で3打目をピンの奥2メートルにつけてバーディー。この日はショットがさえ、奪った3つのバーディーは全てピンまで2メートル以内につけたものだった。今季課題としているパットも「しっかりとラインを決めて自分のストロークができている」と及第点を与えた。スコアが動くムービングデーを前に「上が伸ばしているけれど、まだ2日残っているから、少し伸ばせば十分上に行けるチャンスはある」と優勝争いに食い込む意欲を示した。

 ▼15位・上原彩子 我慢のゴルフが続いたが、最後はいい終わり方ができた。(8、9番の2連続バーディーで納得のフィニッシュ)

 ▼99位・有村智恵 ショートパットに悩んでいる。とにかく不安がいっぱい。(11番で3パットのボギーを叩くなど出入りの激しいゴルフで伸ばせず、2試合連続で予選落ち)

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2014年3月30日のニュース