ANOCアハマド会長 野球とソフトの復帰を支持

[ 2014年3月30日 10:15 ]

 各国オリンピック委員会連合(ANOC)のアハマド会長は29日、共同通信の取材に応じ、2020年東京五輪での野球とソフトボールの復帰を全面的に支持する考えを示し、国際オリンピック委員会(IOC)が幅広い改革を目指す「五輪アジェンダ2020」で競技数28の上限や開催期間17日間の延長も柔軟に検討する必要性を強調した。

 IOC委員でもある同会長は日本で人気が高い野球とソフトボールについて「観客やマーケティングの魅力が増し、大会の盛り上がりにつながる。選手数は1万500人を維持すべきだと思うが、すべては今後の議論で結論が出る」と説明。開催都市に一部競技の選択権を与える検討課題の可能性にも言及した。

 ANOCは204カ国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)から五輪改革の意見を集約し、IOCに提出する。(共同)

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2014年3月30日のニュース