鈴木 現役最後は6位も完全燃焼、今後は「違う形で…」

[ 2014年3月30日 05:30 ]

現役最後の演技を終えた鈴木明子は笑顔でリンクをなでる

フィギュアスケート世界選手権最終日 女子フリー

(3月29日 さいたまスーパーアリーナ)
 28日が29歳の誕生日だった鈴木は現役最後の演技となったフリーの「オペラ座の怪人」を全力で演じた。冒頭の連続ジャンプなどミスが目立ち、得点は伸びず6位。それでも「悔しい思いはあるけど、人生はこんなものかも。競技生活は終わるけど人生は長い。今後の人生につながる」と前向きに捉えた。

 ジュニア時代に頭角を現したが、摂食障害などで試合出場できない時期もあり、五輪初出場は24歳の10年バンクーバー大会。ソチ五輪は両足小指を痛めながら8位入賞した。引退後はプロとして活動するほか、振付師にも興味を持つ。「スケートが好きで違う形で楽しみたい」と滑り続ける。

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2014年3月30日のニュース