女子代表が会見 真央「SPとフリーで同じ思いできるように」

[ 2014年3月25日 17:38 ]

記者会見でポーズをとる(左から)鈴木明子、浅田真央、村上佳菜子

 フィギュアスケートの世界選手権は26日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。浅田真央(中京大)ら女子の日本代表が25日、公式練習後に記者会見し、ソチ冬季五輪で6位だった浅田は「五輪で久しぶりにやりきったと思えるフリーができた。世界選手権はショートプログラム(SP)とフリーで同じような思いができるようにしたい」と意気込みを口にした。

 浅田は練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ「(五輪で16位と出遅れた)SPの日に一番いい状態にしたい」と27日のSPに照準を合わせた。現役最後の大会の鈴木明子(邦和スポーツランド)は「思いを込めて最後まで自分らしく滑りたい」と語り、村上佳菜子(中京大)は「五輪で(12位と)悔しい思いをしたので挽回したい」と誓った。

 男子は初優勝を狙うソチ五輪金メダルの羽生結弦(ANA)が練習で2種類の4回転を決め、町田樹(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)も調整した。32選手で争う26日のSPの滑走順は小塚が25番、町田が26番、羽生が最終組で29番に決まった。

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2014年3月25日のニュース