日本“最低”26位…パイロット鈴木、引退を表明

[ 2014年2月24日 05:30 ]

勢いよくそりに乗りこむ(左から)鈴木、黒岩、宮崎

ソチ五輪ボブスレー男子4人乗り

(2月23日 サンキ・センター)
 鈴木寛(北野建設)黒岩俊喜(仙台大)佐藤真太郎(大東大教)宮崎久(大倉山藍田学舎)で組んだ日本は4回戦に進めず、26位だった。男子2人乗りで優勝したアレクサンドル・ズブコフが操縦するロシアAが勝った。

 ソチのコースを最後まで攻略できずボブスレー男子4人乗りの日本は26位に沈み、1972年札幌五輪の日本Bの失格を別にして、84年サラエボ五輪の24位を下回る過去最低の順位となった。40歳で5大会目の五輪を戦ったパイロットの鈴木は「結果は悪いけど、チームはまとまっていたし、僕の中ではいい五輪だったと思う。(現役続行は)ない」と引退を表明。「要請があれば、日本のボブスレー界を背負って立つ人を育てたい」と後進の育成に意欲を見せた。

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2014年2月24日のニュース