キム・ヨナ 「イマジン」でラスト五輪、採点には「満足」

[ 2014年2月24日 05:30 ]

エキシビションで観客を魅了するキム・ヨナ

ソチ五輪フィギュアスケート エキシビション

 女子シングルで銀メダルを獲得したキム・ヨナ(23)にとっても、エキシビションは五輪リンクで最後の演技となった。

 「5、6年前に振付師に勧められて考えていた」という、アヴリル・ラヴィーンがカバーしたジョン・レノンの名曲「イマジン」で観衆を魅了。また、全てのスケーターが集結したエンディングでは、次の冬季五輪が韓国・平昌で行われるとあって、キム・ヨナをクローズアップする演出も行われた。「五輪には2度出たし、選手をできる限りサポートできれば」と話した女王にとっては、最高のフィナーレとなった。

 韓国ではインターネットの投票サイトなどで、ソトニコワ(ロシア)に逆転されたフリーの採点に対する批判が高まっているが「個人的には満足している。結果が覆るとは思わない」と冷静。戦争のない世界を描いた「イマジン」は、戦いの舞台から下りるキム・ヨナのメッセージだったのかもしれない。

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2014年2月24日のニュース